Twitterにおける非対称性について

2017年12月27日水曜日

駄文

t f B! P L
堅苦しいタイトルになっちゃったけど雑な話です。

Twitterでは他のアカウントを「フォロー」することが出来ます。
フォローの基準は色々あると思いますが、大別すると
 ・その人と繋がるため(例:他で繋がりがある等)
 ・その人に興味があるため(例:ツイートが面白い・著名人である等)
になると思います。

前者の場合、これはSNS的な利用というか、基本的に相互フォローを前提としていると思います。また、ツイート内容はさほど関係なく、共通の話題でコミュニケーションを取り合うことが中心です。

後者の場合、これはTwitterならではの利用と思います。面白いことツイートしてるからフォローしてみた。フォローが返ってくるかどうかは気にしない。

さて、この2つのフォロー基準、ひいてはTwitterの利用法は、基本的にすれ違ってしまうと考えています。どういうことでしょうか。架空のアカウントを例に説明します。

Aさんは、自分の趣味に関係するアカウントを主にフォローしているユーザーです。
フォロワーは様々です。片思い・片思われも存在しています。
その中にBさんがいて、BさんはAさんのツイートに興味があってフォローしたクチです。特に趣味には興味がありません。

ある時、Aさんが趣味に関連するとっておきの話題をツイートしました。
これを見たBさんは、特に関心を持ちませんでした。他の多くのフォロワーさんも同様でした。
Aさんは「あれっ、反応薄いな……こんな貴重なネタなのに」と残念に思いました。

この時Aさんが、自分のフォロワーにではなく、フォローしている人に向けてツイート出来ていたなら、何らかの反応が得られていたでしょう。しかしフォローし返してくれなかったアカウントには、Aさんのツイートは当然届きません。Twitterは、そういうものです。

これが、例えばFacebookであればどうでしょう。友達申請は相互の関係のため、自分の投稿は必ず友達に届きます(ミュート等は除いて)。しかしTwitterはそうではない上に、「フォロー対象」と「被フォロー対象」もまた非対称な場合があるのです。

1つのアカウントで両方の使い方・繋がり方をしている人は、更にややこしくなります。ある集団とは相互交流が前提で、別の集団はウォッチしているだけ、別の集団には何故かウォッチされているとか……この時に何かツイートすると、まぁいろんな反応があったりするでしょう。いや貴方に言ったんじゃないよとか、そういうこともあるかもしれません。

こういった問題に対して、集団ごと(クラスターごと)に異なるアカウントを使い分けるのも手でしょう。でもめんどくさいですよね。Twitterなんて好きに利用すればいいんですよ。とは言え、発言する際に「誰かが見ている」ことは常に意識しておきたいものです。まずフォロワーさんが見ていて、RTされたりFavされたら他の人の目にも届くようになり、バズったらTwitterやってない人にも届いてしまいます。単に見られるか否かだけでなく、反応される(リプライ、RT等)ことも気にしておかねばなりません、そういう仕様なのですから。

とまあ、つらつら書いてみましたが、それでもなお色んな人がいるのがTwitterなので、これもまた1つの意見にすぎないわけですが。

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